「こびととゆうびんやさん」
原作 カレル・チャペック
絵と文 みよしせきや
出版社 偕成社
ずっと探していたのに絶版のため,どこの古本屋さんのサイトでも「SOLD OUT」だったこの本が,先日やっとお目見え…だが…しかし…出版当時のおそらく3~4倍のお値段にしばし硬直。
「でもさあ,これ,絶版だよ」と私の中の天使か悪魔のささやきにのせられて買ってしまいました。
しかしながら,この判断は間違っていなかったと,届いた絵本をめくって確信したのです。
「手紙に温度がある」のはお話の中だけのことではないのではと思います。
最後にテクテクさんが切手不足代金として30円だけもらって帰って行くところが,なんだかのんびりしていていいなあと思いました。