本の虫 その生態と病理―絶滅から守るために

  「本の虫 その生態と病理

       ―絶滅から守るために」

    作 スティーブン・ヤング

    訳 薄井ゆうじ

 

 

 題名はまだ無名の「ホンノハシ」と一字違い,著者名はかの有名なスティーブン・キング氏と一字違いです。

 この本がおもしろいと思う人は本の虫に感染していて,つまらないと思う人は本の虫に感染していないのだと思います。私はどうやら感染しているようです。

 どこまでが真面目な話で,どこまでがおふざけなのかさっぱりわかりません。おまけに著者紹介には「『本の虫』研究のフィールドワークのために,アメリカの荒野を好んで旅している。某作家のペンネームらしいが,諸事情があって明かせない。」と,謎だらけです。

 この本の中で紹介されているレイ・ブラッドベリの「華氏451度」をぜひ読んでみたいです。 (ほらね,やっぱり感染してます。)