もものかんづめ

「もものかんづめ」

 さくらももこ 著

 集英社

 

この本を読むのは2度目なので,わかってはいたはずなのに。
失敗でした,久しぶりに電車に30分ほど乗る時に持って行ったのが…。
思わず笑ってしまうのをこらえるのが大変です。
にやりとするぐらいならまだしも,吹き出しそうになるので,それを抑えるのに腹筋が痛くなりました。

特に,不謹慎とは思いつつも「メルヘン翁」の章。
プッと笑いそうになって,髪の毛を直す振りなどしながらふと横を見ると,電車の扉のガラスに映った自分の顔。
自分でいうのもなんですが,結構いい顔してました。
「もものかんづめ」を読んでにやけている私って,幸せなんだなあ,と思えた一瞬でした。