「『うちの子もしかして反抗期?』と思ったら読む本」
主婦の友社
説明するまでもなく,「もしかして」どころか「誰がどう見ても」なので読みました。
こういう本に書いてあることは,結局は理想なので「現実はそうはいかないんだよ」と思うことは多々あるのですが,読み終わった後は,現実の状況を「おもしろい」と笑い飛ばすほどの余裕ができますよ。
ただし,難しいお年頃の子どもを前に笑い飛ばすと,ガラスの十代のハートを傷つけてしまいますから,一人の時に思い出してこっそり「ぷぷっ」と笑う程度にしておきましょうね。
ところで,日本では「誰もが必ず通る道」とか「成長には欠かせない」などと言われているこの「反抗期」ですが,スペインにはないそうですよ。もしかすると日本特有のものなのでは…?
もしかすると日本人にしか通用しないこの「反抗期」神話も研究してみると面白そうですね。