「雨ふる本屋」
日向理恵子 作
先週末から梅雨入りしまして,家の外も中もじめじめしております。
だからって,読む本まで雨の話にすることもないかもしれませんが…。
子供向けのファンタジー小説なので,それほど感動とかは正直言ってしませんでしたが,言葉遣いが面白いなと思いました。
ちょっと古くさい言い回しとか,あまり子供は使わないような言葉が出てくるのです。
この作者が,もう少し大人も子供も楽しめる児童書を意識して物語を描いてくれると,とても面白い小説になるのではないかなあと思いました。
私は,冒頭の,雨ふる本屋までの道のりが一番好きです。