「べんとうべんたろう」
中川ひろたか 文
酒井 絹恵 絵
偕成社
愛する人のために美味しい弁当を作るぞと,一念発起したべんたろう。
ご飯や卵焼きに対するこだわりはかなりのものです。
ですが,そこでエネルギーを使い果たしてしまったのでしょうか?
後半はできあいのモノを,しかもライバル(?)が作ったものをあれもこれも入れて,愛情たっぷり(?)弁当を完成させます。
最後は「あ~ん」なんて愛する人に食べさせてもらっちゃって,ちゃっかりしてます。
ダジャレ満載の楽しい絵本です。
読み終わった私は,「よし,私もおいしい弁当を作るぞ!」…とはならず,この夏はA1に挑戦するぞと決意したのでした。